姿勢の教室 沖縄・那覇、美容姿勢士®️養成スクール

反り腰治し方「姿勢よく胸を張る」の間違いとは

姿勢の教室 沖縄 那覇

目次

正しい姿勢のなおし方

 

*2024年1月1日更新

『姿勢を良くして!』と言われた時、みなさんはどのように治しますか?

 

体のどこをどのように治しますか?

もりしまみなこ
もりしまみなこ

 

ほとんどの方は、無意識にやっている動作ですが、ちゃんとやり方があります。

しかし、体に余計な負担をかけた状態になっていることが多いです。
もりしまみなこ
もりしまみなこ

 

「姿勢よく=胸を張る」と認識していると思います。
でもちょっと違うんですね。

多くの方が認識している「胸を張る」

反り腰 イラスト

・肩に力を入れて後ろに引く

・胸を前に突き出す=腰が反ってしまう

*これは、反り腰を作り、肩のこりを作ります

 

よく言われる「胸を張って」は、
胸を前に突き出す事ではない。
もりしまみなこ
もりしまみなこ

*一時的に美しいラインを作る為に胸を張る場合はありますが、日常にすると体に負担がきます。

体に負担のない「よい姿勢」

良い姿勢

・肩に力をいれない

・胸を突き出さない

*肩の力ではなく、背中のインナーマッスルを使います。

 

自己流をやめる

姿勢の教室では
初めに「胸を張る」クセをリセットする事から始めます
もりしまみなこ
もりしまみなこ

 

クセは、自分では気がつきにくいので、一緒に見つけていく作業を行います
もりしまみなこ
もりしまみなこ

 

 

下記のお二人の生徒さんは腰が反り腰でした。

猫背を気にされていて
姿勢をきちんとという想いから
「胸を張らなきゃ」と逆に反り腰姿勢

背骨は
本来ゆるやかなS字湾曲になっています。背骨と骨盤
ところが「胸を張る」を意識すると
胸を必要以上に前に突き出すので
腰の部分の背骨が反る状態になります。

 

その為

・骨盤が前に傾き
・お腹を前に突き出しお腹ぽっこり
・太ももの前に負担がかかり太ももの前が張り出る。

 

生徒さんビフォーアフター

パンプスを履く機会も多く
立ち仕事で前傾姿勢になっていました。
(左:受講開始時期、右:受講3ヶ月後)
*ズボンが1サイズダウンしました。骨盤の傾き改善肩のリキみ改善

胸の突き出し・反り腰改善

前のめり姿勢改善

 

ヒールを履く機会はほとんどないけど立ち仕事。
受講前はやはり胸を張って反り腰になっています。
*受講後は肩胸の力が抜け、首のライン(胸鎖乳突筋)がキレイに浮き出てきました。骨盤の傾き改善肩のリキみ改善

胸の突き出し・反り腰改善

前のめり姿勢改善

 

 

お二人の姿勢の見立て

①腹筋が使えていない
反り腰・太っているわけではないのにお腹の上部が出ている。②腸腰筋がうまく使えていない
骨盤が前に倒れている状態と2人ともペタペタ歩き③肩周り・胸・背中の緊張
前のめりの姿勢で頭を支えるため肩周り背中側の緊張④お尻の筋肉を使えていない

 

 

改善アプローチ

①について
腹筋・背筋の筋トレと心地よい姿勢をとるときの意識の置き方②について
大腰筋の筋トレ
*1下記考察参照③について
ストレッチと身体の使い方の癖の改善④について
下肢筋力トレーニング、太ももの前の筋肉ストレッチ

 

結果

①について
1人では嫌遠しがちな腹筋・背筋を一緒に実践し筋力アップし、胸を張らなくても猫背改善
つま先にあった重心の置き方も変わり、自分が鏡に映る姿を見るのが楽しみになったそうです②について
腸腰筋を動かす筋トレを実践。ペタペタあるきも改善してきました③について
上半身の力を上手に抜けるようになった
胸鎖乳突筋がキレイにみえるようになり、首のラインが美しく
*収縮していた首・肩・胸の筋肉がゆるみ肩周りの位置が整ったため、本来キレイに見えるべき胸鎖乳突筋が美しく目立つようになった④について
太ももの前を伸ばすストレッチも今や難なくできるようになりました

 

3ヶ月の姿勢の教室で学んだ事を「小さく頻回に分けて」日常に取り入れ続けていれば、もっともっと改善していきますよ
お2人の今後の変化が楽しみです

 

 

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大腰筋の臨床的考察において
福井氏によると
「身体は前後方向の外乱を受けた際には股関節の屈曲、伸展を主な反応としてバランスをとる。同様に左右方向では両側股関節が内外転運動を中心にバランスをとる(中略)身体の上半身と下半身に二分した場合、大腰筋はこの上半身と下半身を連結する重要な役割を持つのではないか?というのが著者の推論である
(中略)
大腰筋は座位での姿勢保持に重要である、また立位でも上半身と下半身を結びつける重要な役割を果たす
大腰筋機能を要約すると、股関節屈筋、腰椎屈曲筋、側屈筋である事以外に、姿勢安定筋としての機能が注目されるのではないか」と考察されています


 

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