猫背にも種類があるのご存知でしたか?
猫背の種類
①首猫背(ストレートネック)
首・背中上部にかけて、顎が体の前に出ている状態
背中の中心部にかけて丸くなっている状態 ③腰猫背
腰の部分が丸まっている状態
④腹猫背(反り腰)
腰が反り、お腹が前に出ている状態
画像出典:イズミ鍼灸整骨院
生徒さんのお悩み
生徒さんの多くは猫背で悩んでいました
・肩がモリッとしている
・背中が丸まっている
・顔が前に出ている
・お腹がポッコリでている
・太ももの前がはっている
・腰が反っている
猫背と合わせて様々な不調もありました
・腰痛
・足のむくみ
・頻回に整体に行かないと体がもたない
・頭痛がひどい
普段の生活動作を意識することの大切さ
『女子大学生の日常生活姿勢と理想姿勢の意識について』(*1)の研究調査にて
森尻氏は
日常生活の中で何気なくしている
・体のクセやしぐさ
・体のバランス感覚は
生活の中でしっかりと意識させる事の大切さを伝えています
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他にも
身体トレーニングも必要だが
姿勢(立ち方、歩き方、座り方ほか)
荷物の持ち方、履物の種類
洋服の種類など
日常生活の中でチェックを意識させる事が
女性に良い美しい姿勢と
健康的な立ち方と歩き方を見つける事ができる
*1:森尻強 女子大学生の日常生活姿勢と理想姿勢の意識について 東京家政大学研究紀要 46(1)2006 pp25~31
姿勢の教室トレーニングで行う事
・身体の使い方のクセ
・日常動作
・体の使い方のクセで起こった筋緊張をほぐし、姿勢を維持する筋力をつける
・心地よい姿勢の位置を体に覚えてもらう
①生活動作に意識を向け変える
②姿勢を保持する筋肉群のストレッチ&筋トレ
を合わせて行なっています
気づかなかった身体の使い方のクセ
教室に通い始めると生徒さん達は、どんどん自分に意識を向けていきます (意識が向くように仕掛けてます^^)
そして
これまで気づかなかったクセ
身体の使い方
身体の感覚を感じ取っていきます
ここが大切なのです!
姿勢を作っているのは
身体の使い方も大きく関係しています
そして自分で使い方や違和感の感覚を知っていれば一生自分でメンテナンスできます
医療や施術に任せた方がいい基準も自分で判断し早めに対処ができるようになります
姿勢を通して
自分で自分をメンテナンス・ケアできる
教室の最終的な目標です
ストレッチ・筋トレで大切なこと
トレーニングにおいて、
とても大切にしていることは
「ポーズを取り痛みや違和感が生じてないか?」
その都度確認し、次回のレッスン時にも確認します
それは
骨格や筋肉、あるいは内科疾患など
医療でケアするべき病気や障害が隠れていないかを把握するため
生徒さんの状態を確認しながらサポートしています
病気や障害の予兆や症状をキャッチできないと
早期発見・早期治療を遅らせてしまいます。
教室で対応できることと専門家に繋げることは明確にする。 不利益を被るのは生徒さんですから
「姿勢の教室」で対応できるのは
・生活動作のクセの見直し
・姿勢を維持する為の筋力アップ
・緊張状態の体の部位をほぐし動かせるようにする
教室で対応できない症状等は
ちゃんと専門家に診てもらう事が重要
生徒さんに不利益を被らせない為にもこれは鉄則です
生徒さんの猫背の状態
首猫背(ストレートネック)
こちらの生徒さんは、頻回に整体に行くほど身体が緊張しやすい方でした。
常に自分が頑張れる以上の事を頑張っていらっしゃる方だと思います。
ある程度、身体を自分でほぐす事ができるようにもなってきて、教室の終わった後は熟睡もできたそう
特に重点的に教室でアプローチした事は
・胸の筋肉(大胸筋など)をストレッチ
・背中・腹筋の筋力アップ
・股関節まわりの筋力アップ
・身体の重心の取り方
でした。
前傾姿勢で身体のバランスをとる為
重心の位置を身体に覚えてもらい、身体を預けても大丈夫な筋力が必要だと判断しました
骨盤の傾きを安定させるために腹筋や股関節周りの筋力も意識してもらいました
見事に変わりました。 素晴らしいです
猫背(お腹猫背)
こちらの生徒さんは、肩のモリッと感を気にされていました。 加えて反り腰もあったので、下記をアプローチ
・肩周りのストレッチ
・胸回りのストレッチ
・背中とお腹の筋力アップ
・骨盤の位置を覚えてもらう
・生活のなかで、姿勢が肩を内側にしている動作の修正とアドバイス
特に日々の生活動作を意識してもらうようアプローチしました。
慢性頭痛もあったので肩周りをはじめ重点的に
頭痛も軽減した頃に腹筋を意識と
肩のモリッと感も反り腰感も軽減されていました
頑張りました。素晴らしい
姿勢の教室プログラムのベースはありますが
お一人お一人に合わせて、重点的に伝えるところ、取り組んでもらう事に強弱をつけています