私もO脚やガニ股歩きを注意されてきた
私は、子どもの頃からO脚を親に注意されてきました。
そして、歩き方もガニ股っぽいと言われました。
自分ではどうしようもないですよね?
私もそうでした。
22歳の頃の写真
わかりにくいですがO脚です。
*沖縄県南部保健所 結核相談室勤務時代(22歳)
2010年(39歳)右側が私O脚です。左は娘です。
2011年 O脚です。
⚫︎以下、現在の足のライン
*2023年(51歳)
そう、私はいつの間にか、足のO脚ラインが治っていたのです。
骨格矯正も補正下着なども一切おこなっていません。
なぜ治ったか?
それは日々の生活の中で『体の使い方』を意識し使い始め、気がついたら足のラインも真っ直ぐになっていました。
「立ち方、座り方、歩き方」を意識する。筋肉を役割通りに使ってあげる。ことです。
この5年間で、私は、約700人の方の姿勢の見立てをしてきました。
その実績で言えることは、
O脚・ガニ股は、筋肉のアンバランスで起こっていることが多いです。
その場合、筋肉バランスと整えれば改善します。
そして、弱くなっていた軸となる筋肉をアップして、日々の中で使えるようにします。
*骨格や関節の歪みによるものは、他力的なアプローチや医療の範疇のものもあります。
あなたの立ち方は?どのタイプ?
何となく、だらっとした印象に見える立ち方 | |
左:足幅が腰幅より広めの立ち方
右:片足に体重を乗せている立ち方 |
*望ましいのは1部分だけではなく、他の主要な筋肉をゆるめる・使うことも改善には必要です。
例えば、上記の立ち方は、内ももの筋肉があまり使われず、日々衰えていきます。
内ももは「足を閉じる」役割がある筋肉。
その筋肉が弱いと、膝が外に広がってO脚になっていきます。
*ほんの1例ですので、本来は他にもアプローチする箇所はあります。
O脚改善の立ち方・座り方
足幅が、骨盤幅(おおむね握り拳が1つぐらい)だと、内ももの筋肉も弛まず、足を閉じて立つよりも楽です。
どこかで、人体模型を見る機会があれば、足元をみてくださいね。
足幅は、広過ぎず、狭過ぎずだと思います。
それが体に負担のない自然な立ち方です。
座り方も同じです。
膝が開きすぎだと内ももの筋肉が使えていません。
どんどん弱くなり、立ってても膝を引き寄せられずにO脚ラインになっていきます。
O脚リスク自己チェック方法
①横姿を鏡で見る | 膝のラインが「くの字」型に近い (膝裏が突っ張っている) |
②足幅をチェックする | 握り拳を足幅の間に入れてみて、極端に広くないかチェック。広すぎると内ももの筋肉が使えていません。 |
③椅子に座っている時に膝が広がらないか? | 内ももの筋肉が弱いと、膝が開きがちになります |
①〜③のどれかが当てはまると、内ももが普段から使えていないので、すでにO脚か、O脚リスクが高いです。
ガニ股歩きには共通点がある!
姿勢の教室の体験会や本講座を受講された生徒さんたちで
周囲の方も「なぜガニ股に見えるのか?」の分析ができていないので、気がつきにくいようですが、これまでお会いした「ガニ股歩き」で悩む方は、みなさん同じ立ち方の特徴がありました。
*どのような共通点かは、細かい説明が必要のため本講座受講生さんに解説しています。
生徒さんビフォーアフター
許可をもらった生徒さんたちの改善をご覧ください。
本講座(3ヶ月)レッスンのうち1ヶ月目の途中経過です。
毎日の立ち方、座り方のコツとO脚改善に必要な筋肉たちへのアプローチ方法を練習してもらっただけです。
骨格矯正などはしておりません。
1ヶ月後(3ヶ月レッスンの経過写真) |
1ヶ月後(3ヶ月レッスンの経過写真) |
1ヶ月後(3ヶ月レッスンの経過写真) |
1ヶ月後(3ヶ月レッスンの経過写真) |
O脚・ガニ股歩きの改善方法
一番大切なのは
①立ち方・座り方を変える
②歩き方を変える
つまり、日々の小さなことの積み重ねです。
動作を変えずして、改善はありません。
骨格矯正・筋トレなど行っても①②を変えなければ元にもどります。
逆を言えば、日々の動作を変えれば、筋肉のアンバランスで起こっている「O脚・ガニ股歩き」は改善します。
*骨格の歪みがある方は他力的なアプローチ、医療の範疇の方もいらっしゃいます。
そうすると、段々と体の筋肉バランスが整ってきます。
気がつけば、足のラインも歩き方も変わっています。
地道な日々の意識の積み重ねです。
結果を早く手に入れたい方は、自分の体やクセに応じた筋トレ、ストレッチを合わせて行ってくださいね。
注意することは自己流ではなく
・どの筋肉にアプローチすべきか?
・どのように動かせばいいのか?
を知った上で行うことです。
*自己流だと、使いやすい筋肉ばかりを使い、不調を生み出す可能性が高くなります
これでいいのか?わからない方は、他の方に見てもらったりして確認してください。
O脚・ガニ股歩き改善には全身のバランスも大切!
体は全て繋がっているため
O脚・ガニ股歩きを改善するには上半身の状態も変えることが大事です。
体全体のバランスを変えるには使っていない筋肉を動かす事!
そのためには
①筋力アップと体の使い方を変えること
②体のどこに意識をむけるかを知っている事
③日々の生活で姿勢筋を動かせること
筋力アップ&ストレッチがまとめてできなくても
毎日の生活動作に組み込むことはできます
体に意識を向ける事はできます
やってはいけないトレーニングとは
動画や雑誌でよくみる「スクワット」
下半身強化のために紹介されています。
ただ、これは必ずトレーナーさんについてもらって行った方がいいです。
違う筋肉(多くは太ももの前)に負担がかかっていることが多いです。
私でも難しいなと思うトレーニングです。
なので私は講座では、スクワットは教えませんし、難しいポーズも教えません。
違った筋肉に負担をかけるだけでになってる方が多いから、やりません。
みなさんも「スクワット」やるなら、ちゃんとトレーナーさんに指導を受けながら行ってくださいね。
自己流は厳禁なポーズだと私は思っています。
教室では「普段の動作での身体の使い方」を教えています
無意識に行っている毎日の動作
何気なく動かしていますが
皆さん、それぞれクセがあります
力が入りすぎるところ
あまり使っていないところ
毎日の体の使い方が
姿勢となって現れてきます
だから私は、生徒さんの毎日に目を向けます
生徒さんにも自分の毎日に意識を向けてもらいます
皆さん
「全く気づかなかった!」と自分の動作に驚かれます
いろんな自分を発見してもらいながら
楽しく毎日に小さな変化を起こしてもらいます
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